今日は、微力ながら豊田市の髪の毛が痛んで困っている方への手助けになればと本気に思っている、豊田市美容院リスペクトマンボで働いている小林です。
ドライヤーは美しいヘアスタイルの基本です。ドライヤーを正しく使えばヘアスタイルのベースが作れるだけでなく、髪の毛自体も整えてツヤや滑らかさを出すことができるのです。
しかし使い方を間違えば、髪の毛が乾燥して熱ダメージを受けてしまう原因になることも。正しいドライヤーの使い方をマスターして、ツヤツヤ美髪を手に入れましょう。
目次
今回はそんな髪質改善のプロとして「ドライヤーの使い方」を徹底解説いたします!
この記事を読めば、次のような疑問がまとめて解決しますよ。笑
自分も髪質で日々悩んでいます。あ〜〜〜
小林さんどうしたら正しいドライヤーの使い方が学べますか?
ではいきおます。
①髪の毛を痛めないドライヤーの正しい使い方
②ドライヤーでスタイリングするコツやテクニック
③ツヤツヤ髪にブローする方法
④目的別でプロが選ぶおすすめドライヤー9選
⑤ 髪の毛を乾かさず自然乾燥させるデメリット
それでは早速、解説を始めましょう!
髪の毛は高温に弱いため、熱を扱うドライヤーは正しく使わないと髪の毛を痛めてしまいます。ん〜〜そのため、「髪の毛が高温にならないように気をつける」ことを一番意識して使用しましょう。具体的には、次の5点がポイントです。
① ドライヤー前のタオルドライはしっかりと
②ドライヤーの基本は根本→毛先、上→下
③ 同じ場所に温風を当て続けない
④温風と冷風を使い分ける
⑤ドライ前にヘアミストなどをつけるとベター
順に解説しましょう。
そうなんですね〜〜〜〜ドライヤーの使い方意外と知らない事がいっぱいあって勉強になります。 笑笑
ではまず〜
ドライヤーの前にタオルドライでしっかりと水分を取っておきましょう。この時にタオルも強くゴシゴシとしてしまうとキューティクルがきしみ手触りがギシギシザラザラになってしまいます。その為にタオルドライを入念にすることで、ドライヤーにかかる時間を短縮すること 更にタオルで水分を取る時は優しく抑える感じでタオルドライしましょう。
頭皮も同様なんです。
頭皮は皮膚の中でも柔らかくデリケートなので、あまり強く擦らないよう気をつけましょう。
髪の毛が長い方は、毛先をタオルで挟み込んで、タオルに水分をぎゅっと押し出すようにすると素早く拭きあげることができます。タオルで挟んだままゴシゴシ擦るのは大きなダメージになるので、絶対にやめましょう。
ドライヤーで乾かす際の基本は「根元→毛先」の順に乾かすこと、そして風は「上→下」の向きに当てることです。
根本側は髪の毛が密集している上、生えたばかりの健康な髪の毛なので、毛先側に比べて乾きにくい特徴があります。そのため、先に毛先側を乾かしてしまうと毛先がオーバードライ(乾かしすぎ)となってダメージしてしまうのです。
また、ドライヤーの風は上から下に向かって吹き下ろすように当てるのが基本です。キューティクルの流れに沿って乾かすことで、ウロコ状のキューティクルが毛羽立って開いてしまうのを防げます。
後ほど解説するように、部分的にあえて下から風を当ててスタイルを作るテクニックもありますが、基本は上→下を覚えておきましょう!
ハイハイそれから先も教えて下さい。
ドライヤーの温風を同じ場所に当て続けてしまうと、髪の一部分だけが熱せられ、高温になってしまいます。濡れている髪の毛は温度の伝達が早い性質があり、60℃ぐらいになると「タンパク変性」という変化を起こし、大きなダメージを受けてしまいます。
タンパク変性とは、生卵がゆで卵に変化するように、熱によってタンパク質が硬く変化してしまうことを言います。タンパク変性した髪の毛は弾力を失い、ひどくなると乾燥してチリチリ・ザラザラな質感になってしまいます。
しかも、ゆで卵を生卵に戻すことが絶対にできないのと同じで、元の状態に直すことはできません。
髪の毛が高温になるのを防ぐためには、ドライヤーのヘッドを小刻みに振りながら乾かすと良いでしょう。熱が分散して、一部分だけ高温化するのを防ぐことができます。あるいは、反対の手で手櫛をしながら乾かすのもおすすめです
ドライヤーの温風を使うのは8~9割乾燥までにして、最後は冷風で仕上げるのがおすすめです。冷風で温度を下げることで、開いたキューティクルを引き締めることができるのです。すると髪の毛に艶と滑らかさが生まれ、美しくなります。
後ちなみに、理由は後述しますが、髪の毛は生乾きにはせず必ず最後まで乾かし切るようにすると良いんですよね?
プラスアルファとしてドライヤー前にアウトバストリートメントをつけておくとさらにGoodです。ドライ前は補修成分やヒートプロテクト成分を含んだミストタイプやミルクタイプのものがおすすめです。
ヒートプロテクト成分とは、髪を熱ダメージから守る成分や、熱に反応して髪を強固にする成分を言います。成分名だと「γ-ドコサラクトン」「メドフォーム油」「セラミド」「シルクPPT」などがあります。この4つが熱から守ってくれます。
ただし、ドライ前につけるアウトバストリートメント選びには注意が必要です。成分によってはドライヤー前の使用不可のものもあるからです。オイルタイプやクリームタイプは使用不可のものも多いので、必ず確認してから使用しましょう。
オイル成分の種類によっては熱を伝えやすいものもあるからです。揚げ物の料理をイメージすると、よく分かりますね。
ヘアオイルでもドライ前につけてOKの商品もあるので、ちゃんとチェックして購入しましょう!
なお、おすすめのアウトバストリートメントが知りたい方は、以下の会社がおすすめです!
コタ株式会社
以上5点がヘアドライの基本です。一度おさらいしておきます。
①ドライヤー前のタオルドライはしっかりと
②ドライヤーの基本は根本→毛先、上→下
③同じ場所に温風を当て続けない
④温風と冷風を使い分ける
ドライ前にヘアミストなどをつけるとベター
まずはここまでをしっかり抑えておきましょう! 基本さえ抑えておけば、ドライヤーによる日々のヘアダメージは防ぐことができます。
ここから先は、ドライヤーを使って格好良くスタイリングするコツやテクニックを紹介していきます。
ドライヤーはスタイリングの基本中の基本です。ショートの方もロングヘアの方も、ドライのベースづくりで格好良いスタイルが作れるかどうか決まると言って過言じゃないのです!
スタイリングのコツはドライヤーにあるんですね。
そうだね。
【基本】髪の毛は乾き切った時に形がクセづく
①ボリュームが欲しいとき
②ボリュームを抑えたいとき
③クセを抑えたいとき
④パーマ感・カールを出したいとき
まず知って欲しいのは「髪の毛は乾き切った時に形がクセづく」性質を持っていると言うことです。だからこそドライヤーが重要なのです。
髪の毛の内部には「水素結合」という結合があり、濡れると切れて乾くと再結合する性質があります。そのため、乾いた時の形が固定されるのです。
この性質を踏まえ、スタイルのベースを作りながら乾かし切ることを意識することが大切です。
ふむふむ。なるほどまた先が知りたいですね。
フワッとボリュームを出したい部分は、下から風を当てて根本を立ち上げるのがポイントです。ふんわりさせたいトップに効果的ですね。
前髪を上げるスタイルのときもこの乾かし方を使用しましょう。立ち上げたい前髪根本を持ち上げながら、下から風を当てて根本を乾かします。ナチュラルに前髪を立ち上げることができますよ。 笑
逆にボリュームを抑えたい部分は基本の通り上から下に向かって風を当てて乾かします。このとき、髪の毛が頭皮に沿うよう、反対の手で軽く毛先側をひっぱってテンションをかけてあげるのがポイントです。
膨らみやすいハチ周りなどを乾かすときに便利です。
ボリュームの極意や治める逆にボリュームを出す時のコツとは?
ちなみに「ハチ周り」とは、ハチマキを巻くラインのことです。ハチ周りがどうしても膨らんでしまう方に裏技テクニックを紹介しましょう。
ハチ周りの膨らみを抑える裏ワザ
反対の手でハチ周りの根本を抑えながら温風を当て続けます。
そのまま手に熱さを感じない程度まで髪の毛に熱を貯め込みます。髪の毛にある程度熱が溜まったら冷風に変えます
そのまま手で抑え込みながら冷風で乾かし切ります
特にこの方法はショートヘアの女性や男性に効果的です。試してみてください!
クセを抑えてストレートに乾かしたい部分も先ほどと同様、軽く引っ張ってテンションをかけながら上から下に風を当てて乾かします。
ボリュームを抑えるときは髪の毛を頭皮に沿わせるようにテンションをかけるのがポイントでしたが、クセを伸ばしたいときはストレートな形に髪を引っ張りながら乾かしましょう。
こちらも先ほどと同様、熱を溜め込んでから冷風で乾かし切るテクニックは有効です。ただし、こちらの場合反対の手で髪の温度を感じながら熱を溜めることができない分、高温のなりすぎには十分注意しましょう。
パーマヘアの方やくせ毛を活かしてパーマ感を出したスタイルを作りたい方は、先ほどとは逆にテンションをかけないように乾かすのがポイントです。
濡れている髪は重さで下向きのテンションが多少かかっていますので、そのまま乾かすとパーマ感はうまく出にくいです。そのため、髪をクシュっとつかんで重さをかけないようにしてあげるとパーマを生かすことができます。
しっかりカールが欲しい方は、髪の毛を指に巻き付けてウェーブを作りながら乾かすのがおすすめです。髪の毛を指に巻き付けたまま温風で少し熱を溜め込み、冷風に変えて冷やしながら乾かし切るとカールをキープできますよ。
ヘ〜〜〜〜〜知らなかったです〜〜〜
前章でかなり実践的な基本テクニックを紹介しましたが、ここではさらに具体的な2つのスタイルベースの作り方を紹介しましょう!