抜け毛を減らすには、頭皮を健康に保ことが大切です。以下にあげたポイントを参考に、賢いヘアケアを実践しましょう。
・血行不良はNG
髪の細胞へ十分な栄養や酸素が供給されなければ、正常に細胞分裂ができず、髪は成長できません。毛母細胞へ栄養や酸素を運ぶのは血液です。したがって頭皮の血流を良くすることが、抜け毛を予防する鍵といえます。
・刺激の強いヘアケアはNG
頭皮マッサージは血流改善に役立ちますが、強すぎる圧をかけることは厳禁です。また、頭皮マッサージ用のアイテムを使う時は、頭皮を傷つけてしまう可能性のある金属製の物は避けて、頭皮にやさしい素材のものを選ぶのが賢明でしょう。
・ストレスはNG
精神的なストレスを感じた時に分泌される「コルチゾール」といったストレスホルモンは、活性酸素を発します。活性酸素は髪の毛の成長にダメージを与えるといわれており、日ごろから、ストレス発散に努めることも大切です。
・頭皮の脂はNG
頭皮が脂で汚れていたり、毛穴に皮脂がつまっていたりすると健康的な毛が育ちません。頭皮の炎症にもつながるので、肌質に合うヘアケア商品で上手に頭皮を清潔に保ちましょう。
・栄養不足はNG
髪を作る栄養素として、たんぱく質、アミノ酸、亜鉛、銅などが知られています。抜け毛を防ぐためには、単にこれらを多く摂ればいいというわけではありません。体全体の栄養状況が髪にも影響を及ぼすので、バランスのいい食事を心がけるようにしましょう。
・紫外線はNG
紫外線を浴びると、活性酸素が発生します。紫外線を浴びた頭皮は老化し、髪が抜けやすい状態になります。外出する時には、通気性のいい帽子や日傘などを使って、紫外線をブロックしましょう。
■ヘアケアのし過ぎが、ダメージヘアの原因?
ヘアケアは大切ですが、過剰にしすぎるのもまた問題です。
例えば、頭皮環境を整えるためにシャンプーは大事ですが、1日に何度も行うのは逆効果です。頭皮の脂などが失われ過ぎる可能性があります。自身の頭皮タイプに合った、適度なシャンプーの頻度を知りましょう。
また、シャンプー後、タオルドライをしてからドライヤーで乾かすと、髪へのダメージが少なくて済みます。ですが、タオルドライ時にゴシゴシと強く乾かすと、髪のキューティクルが傷つきます。乾いたタオルで髪をはさみ、ポンポンとやさしくふき取るようにしましょう。
ドライヤーの使い方にも要注意です。濡れた髪は早く乾かすのがベター。髪ではなく、頭皮を乾かすように意識して丁寧に乾かしましょう。
■パサパサ髪を改善する手入れの方法
ヘアケアを心がけていても、痛んでパサついた髪のお手入れは、どうすればいいでしょうか。
まずは、シャンプーの仕方を工夫しましょう。シャンプーを泡立ててから、頭皮をマッサージするように洗うのがおすすめです。シャワーは下から上へ、毛の流れに逆らうようにすると、髪へのダメージが少なくて済みます。
髪の乾かし方にも注意が必要です。濡れた髪は繊細で、長時間、放置しないようにしましょう。また、ドライヤーをかける際は、頭皮や髪を火傷させないよう、吹き出し口から20センチ程度離すことが大切です。
正しいブラッシングで、髪のダメージを防ぐこともできます。ドライヤー後に丁寧にブラッシングをすると、頭皮の皮脂が全体に行き渡り、髪にツヤが生まれます。絡まりやすい毛先からとかし、その後、何回かにわけて、頭頂部から毛先までゆっくりとブラッシングをしましょう。
今回は、頭皮にまつわる知識でした。
以上小林でした〜〜〜〜