「豊田市美容室が教える本物のケアー方法」
「今日はもう疲れたよ、ドライヤーしてないけどもういっかな・・・」
疲れてシャンプーするのが精一杯、もう乾かさないで寝ちゃおうかなって日も時にはあると思います。本当なりますよね
ロングヘアだとドライって、正直結構めんどくさいですよね・・・
しっかりとした髪質が改善されていく様な方法がないものか?
時間かかるしな。 そう思う日があっても無理はないよな。。。
でも、「髪が濡れたまま寝るのは良くない」って話も聞いたことがある様な?
実際のところどうなのか、気になりますよ小林さん
そこで今回は「髪が濡れたまま寝るとどうなるのか」について以下の通り解説していきましょう。
本記事の内容
- 髪が濡れたままでいる髪への影響
- 髪が濡れたままでいる頭皮への影響
- 髪が濡れたまま寝るその他のデメリット
美容師歴20年以上、豊田市縮毛矯正美容院の店長を務める僕がプロとして日本一詳しく解説致します!
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- 1.髪が濡れたまま寝るのはNG!髪と頭皮への悪影響
- 2. 濡れたままでいることによる髪へのダメージ
- (1) 摩擦によるダメージの増加
- (2) 自然乾燥時に水分が奪われる
- 3. 濡れたままでいると頭皮環境も悪くなる
- (1) 雑菌が繁殖する
- (2) 頭皮が乾燥しすぎてしまう
- (3) 頭皮温度が下がってしまう
- 4. カラーやパーマ、トリートメントも落ちてしまう
- 5. 濡れたまま寝ると寝癖もつきやすくなる
- 6. よりスピーディーにしっかり乾かすには?正しいドライヤーの方法
- (1) 正しいタオルドライの仕方
- (2) ドライヤー前にコーミングとアウトバストリートメントをしておこう
- (3) 正しいドライヤーの使い方
- (4) スピーティーに乾かすコツ
- まとめ
1.髪が濡れたまま寝るのはNG!髪と頭皮への悪影響
まず結論から言いまして、髪が濡れたまま寝てしまうのは髪にも頭皮にもよくありません。
面倒ではありますが、基本的に乾かさないでいるのは絶対NGです!
髪が濡れたままでいたり、ましてやそのまま寝てしまうと髪や頭皮に以下のようなデメリットがあります。
- 髪へのダメージ
- 頭皮環境の悪化
- カラーやパーマ、トリートメントの持ちが悪くなる
- 寝癖もつきやすくなります
それに言うまでもないですが、風邪を引きやすくなるなどの悪影響もあります。
あいでぃー
思ったより影響が大きいな・・・ これからはすぐ髪は乾かそっと!
(あいでぃーってそもそも髪あったんだ。。。)
では、詳しく解説していきましょう。
2. 濡れたままでいることによる髪へのダメージ
シャンプーして髪が濡れたまま乾かさないでいると、髪はダメージを受けてしまいます。
- (1) 摩擦によるダメージの増加
- (2) 自然乾燥時に水分が奪われる
(1) 摩擦によるダメージの増加
濡れたままの髪はキューティクルが柔らかくなり、デリケートな状態になっています。
こんな状態で摩擦が加わると、キューティクルがめくれたり剥がれ落ちてしまったりといったダメージを大きく受けてしまいます。
そんな痛みやすい濡れた状態で寝てしまえば、髪どうしや髪と枕との摩擦でキューティクルがかなり痛んでしまうわけです。必ず寝る前には髪を乾かすようにしましょう。
また、特にかなりのダメージ毛の場合だと、濡れるとテロンテロンに柔らかくなってしまう「水軟化」という現象を起こします。
水軟化した髪は引っ張ると伸びる性質があって切れやすいため、これ以上ダメージを進行させないためにもすぐ乾かすようにしましょう。
(2) 自然乾燥時に水分が奪われる
髪が自然乾燥するとき、髪が本来内部に保水しておくべき水分まで一緒に奪われてしまい、オーバードライ気味な状態になってしまいます。
特にダメージ毛の場合この影響が大きく、自然乾燥を続けているとダメージが進行してパサパサの髪になってしまいます。
以上の通り、髪が濡れたままでいると髪には悪影響でダメージを受けてしまいますので、すぐ乾かすようにしましょう!
でも、髪を乾かさないデメリットは髪だけに限ったことではないのです・・・!
3. 濡れたままでいると頭皮環境も悪くなる
髪が濡れたまま乾かさないでいると、髪だけでなく頭皮環境にも大きな悪影響があります。
- (1) 頭皮に雑菌などが繁殖してしまう
- (2) 頭皮が乾燥しすぎてしまう
- (3) 頭皮温度が下がる
(1) 雑菌が繁殖する
髪が濡れたまま放置していると頭皮が蒸れてしまい、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
干し忘れて洗濯機に置きっぱなしになってしまったタオルや洋服を想像してみてもらえればわかるかと思います・・・
雑菌が繁殖すると頭皮の匂いの原因となってしまいます。 それだけではなく、酷い場合は痒みや炎症につながってしまうこともあります。
特に濡れたまま寝てしまえば枕との間で余計に蒸れて雑菌も増えてしまい、もっと頭皮環境は悪くなってしまうのです。
雑菌だけでなく頭皮にカビが生えてしまうことすらありますので、濡れたまま寝るのは絶対にやめるようにしましょう。
あいでぃー
頭皮にカビ!? こわっ! ぜったい嫌だ!!
ちなみにですが、濡れたまま寝るのと同様にタオルターバンも同じ状況を作ってしまいます。 タオルターバンをやっていた方はやめるようにしましょう!
(2) 頭皮が乾燥しすぎてしまう
髪と同様、自然乾燥だと蒸発時に頭皮の保水されている水分も奪われてしまい、頭皮も乾燥してしまいます。
乾燥のしすぎは乾燥性のフケの原因となったり、あるいは必要以上に頭皮の油が分泌される原因となったりしてしまいます。
(3) 頭皮温度が下がってしまう
水分が自然乾燥で蒸発するときに熱が奪われ、頭皮温度が下がってしまいます。
頭皮温度が下がれば頭皮の血行が悪くなり、薄毛や髪質悪化の原因となってしまうことも。
また当然ながら頭が寒ければ風邪をひきやすくなったりの影響もありますので、シャンプー後はすぐ乾かすことを習慣づけましょう。
この通り、髪だけでなく頭皮にも悪影響が大きいわけです!
あいでぃー
けっこうデメリット大きいんだな。。。泣
面倒ですが、乾かさないとダメなんですね。
4. カラーやパーマ、トリートメントも落ちてしまう
髪を乾かさないでいることのデメリットは、髪のダメージや頭皮環境の悪化にとどまりません。
美容室でせっかく仕上げてもらったカラーやパーマ、あるいはサロントリートメントのもちを悪くすることにもつながってしまいます。
濡れたままの髪は先ほどお伝えした通り、キューティクルが柔らかくなり、開きやすくなった状態です。
このままの状態でいると単純に、せっかく入れたカラー剤の色素やトリートメント成分が髪から抜け落ちてしまうのです。
また、もっと髪の内部まで見てみると、濡れている状態では髪を支えている4つの結合のうち、水素結合という結合が切れてしまっています。 (だから髪が柔らかくなるのです)
水素結合が切れてしまうとパーマや縮毛矯正で固定した形から元に戻ろうとする力が働きやすくなり、少しずつパーマや縮毛矯正で作った形から元に戻っていってしまいます。
このように、濡れたまま乾かさない時間が長くなってしまうとせっかくのカラーやパーマ、縮毛矯正、サロントリートメントの効果が早く落ちてしまうのです。
5. 濡れたまま寝ると寝癖もつきやすくなる
最後にもうひとつデメリットを挙げると、濡れたまま寝てしまうと寝グセが付きやすくなるんです。
これには先ほどお伝えした水素結合が関わっています。
髪が濡れたままで寝ていると、髪内部では水素結合が切れた状態で寝ているわけです。
そして寝ているうちに自然乾燥して水素結合が再結合されれば、そのときの形がクセ付いてしまうのです!
だから濡れたまま寝ると寝グセがつきやすくなるのです。
6. よりスピーディーにしっかり乾かすには? 正しいドライヤーの方法
以上見てきた通り、髪が濡れたまま放置してしまったり、ましてやそのまま寝てしまうと髪と頭皮に大きな悪影響があることがわかりましたね!!
思っているよりデメリットが多くて驚いた人も多いかも知れませんね。
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あいでぃー
ほんとだよ・・・・泣 でも、ドライヤー時間かかって面倒くさいんだよなぁ・・・
それは本当そうですよね。。。それじゃあ、少しでもスピーディーに、そしてより痛ませずにドライできるよう、正しいドライヤーの使い方を解説しておきましょう!
ということで、続いて濡れた髪の正しい乾かし方を解説いたします!
- 正しいタオルドライの仕方
- ドライヤー前の準備
- 正しいドライヤーの使い方
- スピーディーに乾かすコツ
(1) 正しいタオルドライの仕方
タオルドライで注意したいポイントは、タオルでゴシゴシと拭かないことです!
これをやってしまうと、濡れた状態のデリケートな髪の毛を強く摩擦してしまい、キューティクルを痛めてしまいます。
髪の根本はタオルでポンポン押すようにして水分を取り、中間から毛先はタオルで挟み込むようにして水分を取っていきましょう!
(2) ドライヤー前にコーミングとアウトバストリートメントをしておこう
「タオルで拭いたし、早速ドライヤー!」と言いたいところですが、その前に少しやるべきことがあります。
タオルドライで水分をある程度とることができたら、乾かす前にコーミングとアウトバストリートメントをするようにしましょう!
絡まった毛を毛先から順番にほぐすようにして、コーミングは優しく行います。
その後オイルなどのアウトバストリートメントをつけることで髪をドライヤーの熱から守ることができる上、寝るときの摩擦も軽減できます。
これをするかしないかだけでもヘアケアのクオリティがかなり変わります。
コーミングは少し面倒に思うかも知れませんが、美しい髪を保つためにぜひ行うようにしましょう!
(3) 正しいドライヤーの使い方
それではいよいよドライヤーです! 以下のポイントに気をつけてドライを行いましょう!
- 乾きにくいえりあし根本と耳の裏あたりを先に乾かす
- 基本的に内側・根本を先に乾かす
- ドライヤーの風は根本から毛先に向かって当てる
- 反対の手で手ぐしをしながら乾かす
- 同じ箇所に温風を当て続けず、ドライヤーを軽く振りながらドライする
- 9割程度乾燥したら最後は冷風にして髪の温度を下げておく
根本から乾かすことで頭皮付近を先に乾かすことができるので、頭皮への悪影響を避けることができます。
また、ドライ時間全体を短縮するために乾きにくいところを先に乾かしておくようにしましょう。
ドライヤーを振りながら使ったり、手ぐしをしながら乾かすことで、髪が高温になり過ぎたりオーバードライになってしまうことを防ぐことができます。
そして最後に冷風を使うとキューティクルを引き締める効果があるのでツヤが生まれ、おすすめです。
ドライヤーの使い方を詳しく知りたい方は、以下の動画がよくまとまっていたので見てみると良いでしょう!!
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【永久保存版】正しい・傷みにくい髪の乾かし方教えます。おうち時間のヘアケアに!!
(4) スピーティーに乾かすコツ
最後に、面倒なドライヤーを少しでも素早く終える方法をお伝えします!
それは、手ぐしの代わりに反対の手でタオルを当てながら乾かすことです!!
タオルに水分が吸い取られながらドライできますので、かなりドライ時間を短縮できます。
ぜひ試してみてください!
まとめ
以上、髪が濡れたままでいたり、濡れたまま寝てしまうことのデメリットや、正しいドライヤーの使い方について詳しく解説いたしました。
今回の要点をおさらいしておきましょう!
まとめ
- 髪が濡れたまま寝ると、髪にも頭皮にもダメージが大きい
- 特に頭皮への悪影響は大きく、匂いやフケや薄毛などの原因にもなる
- パーマやカラーや縮毛矯正、トリートメントの持ちが悪くなるデメリットもある
- 寝癖が付きやすくなる
- 正しいドライの仕方を覚えることで、スピーディーに乾かせるし髪も綺麗にすることができる
以上の通り、髪が濡れたままでいるとデメリットが大きいので、面倒でも寝る前には必ず乾かすようにしましょう!
もしこれまでずっと濡れたまま寝てしまっていたりしていたなら、きっと髪の毛も痛んでしまっているはずです。
日頃のケアをしっかりしたり、ダメージがひどいならサロントリートメントをしてもらって、早めに補修してダメージの進行を食い止めておきましょう!